コース概要(G-2020準拠)
心肺停止及び呼吸停止に対する二次救命処置および重症不整脈・急性冠症候群・虚血性脳卒中の初期診療について学ぶコースです。これらの世界標準かつ世界最先端の知識と技術を習得できます。
AHA(American Heart Association:アメリカ心臓協会)のガイドライン2020(G-2020)に沿ったもので、救急心血管系疾患(心肺停止、呼吸停止、重症不整脈、急性冠症候群、脳卒中)の死亡率を下げて、予後を改善することを目的としています。現在、日本循環器学会・日本麻酔科学会の専門医試験等の受験資格に必須の要件となっています。
現在、日本循環器学会・日本麻酔科学会の専門医試験等の受験資格に必須の要件となっています。
ハートコードACLSは、オンライン講習パートと、対面講習による実技パートとの併用形式でACLSコースを学ぶコースです。従来のACLSコースより、会場での対面講習時間が短縮するため、忙しい方にはお薦めのコースです。
オンラインパートを修了しないと実技パートは受講できませんのでご注意ください。
オンラインパート・実技パートはそれぞれでお申込み手続きが必要です。
講習方法
救急心血管系疾患の教育において世界で最も権威あるAHAが行っている教育方法で、AHAが30年以上にわたる研究と経験に基づいて行われている方法です。特に実技パートでは、あらかじめ予想される救急心血管系疾患の初期診療シナリオに基づき、臨床現場に直接活かせることを目的とした、小グループでのシミュレーション医学教育方法をとっています。
コース内容
1. | CPR / AED(心肺停止への対応)、気道管理(呼吸停止への対応)、電気的治療 |
2. | VF / pulseless VT(心室細動 / 無脈性心室頻拍)の診断と治療 |
3. | PEA / asystole(無脈性電気活動 / 心静止)の診断と治療 |
4. | 症候性徐脈(重症不整脈その1:徐脈編)の診断と治療 |
5. | 不安定および安定した頻拍(重症不整脈その2:頻拍編)の診断と治療 |
6. | 急性冠症候群と虚血性脳卒中の初期診療の考え方 |
ACLSコースのメインテーマは「心肺停止」、「呼吸停止」、「重症不整脈」ですが、当トレーニングセンターの実技パートでは、臨床現場で遭遇する心肺停止・呼吸停止・重症不整脈のほとんどのパターンを8~10個のシナリオに凝集し、臨床現場に活かせる知識と技術を修得できるようにしております。
受講条件、コース時間、受講料
受講条件 |
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オンラインパート:以下のどちらかの条件を満たしていれば受講できます
・過去においてAHA・BLSコースを受講していること(有効期限は問わない)
・過去においてAHA・ACLSコースを受講していること(有効期限は問わない)
実技パート:オンラインパートを修了し、有効期限内のオンライン講習認定書を持っていること
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コース時間 |
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オンラインパート:個人のペース
実技パート:約7時間
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受講料 |
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オンラインパート:20,350円(税込み)
実技パート:22,000 円(税込み)
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評価と認定
筆記試験と実技試験(実技評価)があります。筆記試験はオンラインパートで受講していただき、実技試験(実技評価)は実技パートで受講していただきます。
オンラインパート、及び実技パートの両方を修了しますとAHAのACLSプロバイダーカード(認定証)が発行されます(従来のACLSコースと同じ認定証)。実技パートの受講修了後 数日以内に、認定証のダウンロードの方法について、当センターよりメールでご案内いたします。認定証の有効期限は2年です。
使用テキスト
ハートコードACLSコースを受講の場合は、教材(ACLSヘルスケアプロバイダー受講マニュアルG-2020)が電子書籍として使用できますので新たにテキストの購入は必要ありません。
お申し込みから受講までの流れ
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オンラインパート/実技パートの各お申込みから受講までの流れの詳細はこちらからご確認できます。
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流れを確認 >>